リスク(LSK)とは?特徴から今後の予定まで解説【2018年版】

2018年1月31日に仮想通貨リスク(LSK)はbitflyerに上場したことがきっかけで価格が大きく上昇し一気に注目を浴びました。今後国内でのリスクの取引高が拡大する可能性があります。

「リスク(LSK)とはなにか?」
「どんな特徴があるの?」
「リスクの将来性、使い道は?」

今回はリスクについて解説していきます。購入すべきかどうかの判断材料として参考にしてください。

リスクの概要

最大発行枚数 上限なし

リスクとは分散型アプリケーションプラットフォームの一種です。分散型アプリケーションプラットフォームを英語でDecentralized Applications(DApps)と言います。

DAppsとは、ブロックチェーンを活用してどの場所からでも業務処理を行うことができる、アプリを開発する土台のことです。イーサリアムもこれに該当します。

リスクの歴史

もともと「Crypti」という分散型アプリケーションプラットフォームのプロジェクトがあり、そのメンバーであったMax KordekOliver Beddowsによってハードフォークされ開発されたのがリスクです。

リスクはICOにより14000BTCを調達しました。(仮想通貨内のクラウドファンディングでは2位の調達額。当時の価格で約6億円相当)

2016年5月24日にメインシステムが稼働開始。稼働開始直後はビットコインに次ぐ時価総額2位の人気仮想通貨になりました。

本部はスイスにあるThe Lisk Foundationで、開発拠点をドイツのベルリンに置いています。

リスクの特徴【基本】

DPoS(Delegeted Proof of Stake)とは?

リスクはマイニング方式にDPoS(Delegeted Proof of Stake)を採用しています。もともとはビットシェアーズ(Bit Shares)で採用されたシステムです。

Delegatedとは「間接的な」という意味で、例えるなら日本の国会議員を選ぶ間接民主制です。マイニングする権利を持つ人をまず投票によって選ぶ仕組みです。

取引承認の権限をもつ101人の代表者を選ぶのに、LSK保有者による投票で選出します。(LSK保有量をもとに決定)代表者が取引承認を行うごとに、取引手数料+新規発行されるLSKの一部を報酬として受け取ることができます。

※DPoSの承認作業はラウンド制

投票により選ばれた101人の代表者が順番に取引承認を行うのですが、ブロック1つずつではなく、101ブロックをひとまとまりで承認していくラウンド制を採用しています。

リスクのフォージング(鋳造)とは?

リスクのマイニングのことをフォージング(鋳造)と言います。フォージングには半減期が設定されており、報酬額が年々減少していきます。以下のように設定されています。

1年目 2017年5月24日 5→4LSK
2年目 2018年5月24日 4→3LSK
3年目 2019年5月24日 3→2LSK
4年目 2020年5月24日 2→1LSK
5年目以降2021年5月24日~ 1LSK(固定)

「なぜ半減期を設定しているのか?」というとリスクの最大発行数は未定のため、インフレを起こす可能性があるからです。徐々に報酬額を減らしていくことで、インフレをコントロールしようという考えです。

リスクの特徴【上級編】

プログラミング言語に「javascript」を採用

なぜリスクがここまで人気となったのか?その一番の理由がプログラミング言語にあります。リスクはjavascriptを採用しました。

競合であるイーサリアムはSolidityと言われるプログラミング言語を採用しているますが、非常に独特な言語のため、使いこなせる技術者は多くありません。

一方、javascriptは世界で最も利用されているプログラミング言語といわれており、多くのwebエンジニアが開発に参加しやすいというメリットがあります。

サイドチェーンの活用

リスクの画期的な特徴の一つに「サイドチェーンの利用」があります。

ブロックチェーンにはメインチェーンと言われる核となる部分が存在しており、本来はそこにデータを記録していきます。しかし、リスクはメインチェーンだけでなく、サイドチェーンも相互に利用します。メインチェーンが木の幹だとすれば、サイドチェーンは一本一本分かれた枝のようなイメージです。サイドチェーンを利用するメリットは2つあります。

①バグやハッキングへの対応

イーサリアムはかつてDAO事件と呼ばれる大規模なハッキング被害に遭いました。イーサリアムはメインチェーンにスマートコントラクトを記述するので、記述を書き換えるということは、システムそのものが使い物にならなくなる危険性があります。その結果、やむをえずイーサリアムはハードフォークすることになりました。(そうして生まれたフォークコインがイーサリアムクラシック)

一方リスクは、サイドチェーンに記述を行うので、ハッキングによる被害やバグが起こったとしてもサイドチェーンのアプリケーションを書き換えて修正・対応が可能です。

②コンセンサスアルゴリズムの変更が可能

DApps上のチェーンで開発されたそれぞれのアプリケーションは、コンセンサスアルゴリズムを変更できるようになる予定です。PoWPoSが選択可能になるといわれています。

リスクの今後の注目材料

Lisk CORE1.0アップデート

リスクは2017年12月にアップデートを予定しています。内容としては

・サイドチェーンの強化
・SDK(Software Development Kit)という開発者用ツールの配布
・インターフェースの開発をベルリン企業と提携して行う

アップデートされることで、DAppsの開発の柔軟性や汎用性が高まります。また、SDKが開発されることで、ユーザーがリスクのシステム上にアプリケーションを容易に開発できるようになります。

Lisk社のリブランディング

2018年1月~3月にリスクのリブランディングを予定しています。リスクという名前・ブランドが変更される予定です。

これは、リスクの名称が「risk(危険)」と連想されやすいことで投資家からのイメージがよくないと判断されたためです。非常に単純なことかもしれませんが、初心者や知識の乏しい投資家層からすれば効果は絶大かもしれません。

リブランディングの戦略顧客名簿にマイクロソフト・メルセデスベンツなどが関与しています。
Lisk Development Roadmap

分散型取引所をリリース

2018年7月頃にLisk社が分散型取引所のリリースを予定しています。中央集権型取引所のハッキング被害が相次いでいる中で、管理者不在でセキュリティが強い分散型取引所が注目されつつあります。

分散型取引所(DEX)についてはこちらの記事も参考にしてください
【コインチェックの被害者へ…】分散型取引所(DEX)がおすすめ

リスクの今後のイベントをチェック

リスクは定期的にミートアップや企業とのコラボイベントを世界各地で開催しています。公式ホームページでチェックできるので購入を検討している人は要チェックです。https://lisk.io/events

リスクのウォレットでお勧めなのはLISK nanoです。公式ページからダウンロードすることが出来ます。ダウンロードページはこちら https://lisk.io/download

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