【仮想通貨ICOの詐欺の見分け方】初心者向け15のチェック項目

ビットフライヤー・コインチェックのTVCMはみましたか?

今までは仮想通貨は一部の限られた人にしか知られませんでした。ですが、メディアに数多く取り上げられたことで、今まで投資したことのない一般人でも気軽に仮想通貨を始められる環境が整いました。

それと共に「仮想通貨の詐欺に騙された」「絶対に儲かるICO案件に誘われた」などといったSCAM(投資詐欺)の被害が急増しています。

株や投資信託などの他の投資と比べると、仮想通貨はまだまだ発展途上ですので、法整備も遅れています。仮想通貨のICOを始める人は、自分自身で詐欺を見分け、被害から身を守る術を身に着ける必要があります。

詐欺を見分けるための15のチェック項目をまとめました。ICOを始める前に必ず一読してください。

「ICOって何?」「ICOの買い方をそもそも知らない」という方はこちらの記事を先に読んでください↓

初めての仮想通貨ICOの買い方&おススメのICO一覧サイト7選


仮想通貨初心者がICOの詐欺を見分けるための15のチェック項目

①チームメンバーは実在しているか?

ICOには必ず開発チームのメンバー紹介が書かれています。そこで調べてほしいのが「顔と名前はきっちりと一致しているか?」

詐欺師は自分の素顔や実名を晒すことを極端に避けます。詐欺が分かった時に後で仕返しに遭うのが怖いからです。掲載されている人物名を検索する、もしくはgoogle画像検索を使って顔写真を検索してみてください。この時点で顔と名前が一致していなければアウトです。

②所在地と電話番号は本物か?

所在地と電話番号も検索してみましょう。所在地を調べることで本当にその人たちがオフィスを構えて仕事しているのかわかります。また、仮にオフィスがあったとしてもレンタルオフィスの場合は実体がない場合もあります。そのビルの管理者に問い合わせて実際にそこに人がいるのか確認するのもよいでしょう。

電話番号を検索すると、電話番号のレビューがでてきます。そこから詐欺があぶりだされる事もあります。

③ドメインとサーバーはどこか?

ICOのサイトのドメインを調べてみることでその団体の情報をある程度調べることができます。検索をかけるとどこのサーバーを利用しているかがわかります。

あまりにもお金をかけずに安いサーバーを利用しているとかなり怪しいです。本当にICOで多くの投資家から支援を募ろうと思えば、安いサーバーだとアクセス過多でサーバー落ちする可能性も考えているはずです。

④ホームページは何を使って作られているか?

ホームページが何を使って作られているか調べると、どれくらいホームページに費用をかけているかがわかります。ICOにおいてホームページは、開店セールの店構えと同じくらい大事ですし、お金をかけるべき所です。

パッと見でもわからなくもないですが、ワードプレスを使っている場合は使用されているテーマを調べればより詳しくわかります。What WordPress Theme Is That?にサイトのURLを入力するとかります。

⑤どこの国からアクセスが多いか?

ICOは様々な国や地域で行われていますが、どこの国からのアクセスが多いかを調べることも重要です。例えば、イギリスの会社の仮想通貨なのに自国のアクセスはほとんどなく、海外からのアクセスばかりだと「本当にICOの参加者を集める気あるの?」と思いますよね。

調べるには以下の二つを使うと便利です。

SimilerWeb
Googleトレンド

⑥ICOのホームページの言語選択はいくつ選べる?

ICOのサイトに飛ぶと、大体右上に言語選択ができる箇所があります。対応言語が2種類3種類と少ないと注意。特に、日本語が最初から選択されているサイトに関しては要注意です。普通は英語が中国語になっています。

なぜ対応言語が少ないと詐欺の可能性があるのかというと、ICOは世界中から広く投資を募るものだからです。特定の国をターゲットにすることはほぼありえません

⑦海外掲示板で議論されているか?

そもそも海外掲示板自体が存在しない場合は詐欺の可能性があります。なぜなら、まず最初にアルトコインを立ち上げた場合はここにアナウンスすることが通例となっているからです。

世界最大の仮想通貨フォーラム Bitcoin Talk

「ICO名 Bitcoin Talk」で検索してもOK。ちなみに、今現在時価総額ランキングTOP10入りを果たしている仮想通貨NEM(ネム)も一番最初にここで書き込みがされました。

掲示板に書かれている情報を見る際はステルスマーケティング(通称ステマ)に注意してください。わざと嘘の情報を流して買い煽りするような書き込みや、開発者が自作自演で良い所ばかり書いている場合もあります。(もちろん中には本当に役立つレビューも存在します)

⑧google広告に頻繁に出ていないか?

そもそも本当に価値があるICOは過剰に宣伝しなくても自然と出資者が集まってきます。特にgoogle広告に頻繁にでている場合は要注意ですね。

はっきりいって広告宣伝費に無駄にお金をかけるくらいなら、開発資金に回してより良い仮想通貨を作ってくれた方がICO参加者としても断然嬉しいし、その方が将来性もあります。

⑨配当系ICOではないか?

「このICOを買えば毎月〇〇%の配当金がもらえますよ」というタイプは詐欺の可能性があります。特に、配当の利率が高いほど可能性は高いです。ポンジースキームと言われる詐欺手法によく使われます。

ポンジースキームとは簡単に言うと「自転車操業式の詐欺」のことです。出資金を運用し、出資者に利益を還元すると謳っておきながら、実際は資金運用は行われません。あとから参加したした出資者から集めたお金の一部を以前の出資者に配当金と偽って渡します。一部お金がもらえるので、長い間詐欺と気づきにくいやっかいなものです。

日本ではいわゆるマルチ商法やネズミ講に近い仕組みです。開発陣が儲かっている間は続きますが、儲からなくなると突然終了します。

⑩発行体が存在しているか?

仮想通貨の一番の特徴とは何か?それは、誰にもコントロールされないことです。

既存の法定通貨はその国の中央政府によって発行・管理されています。日本円は誰が価値を保証しているのかというと日銀です。日銀が通貨発行権を持っているので、増やそうと思えば無限に紙幣を刷ることができます。

そもそも仮想通貨がここまで流行したきっかけは、政府の規制が厳しかった中国にあります。規制だらけで信用も低い中国政府が発行する人民元よりも、プライバシーが守られ、コントロール母体の存在しない仮想通貨の方が富裕層の逃避資産として最適だったわけです。

仮想通貨の代表であるビットコインには管理している人も発行体も存在しません。もし仮想通貨に発行体がついてしまうと、根本的なブロックチェーンの構造が揺らいでしまいます。さらに、無限に発行できる紙幣と採掘量が有限である仮想通貨はそもそも意味が違います。

⑪買取保証があるか?

これは仮想通貨に限った話ではなく投資の世界全般に言えることです。いくらでも価値が下がることもあり得る投資の世界で、元本保証なんて美味しい話はそうそうありません。

⑫最低購入金額があるか?

ICO開発者からすれば、自身が開発した仮想通貨をより多くの人に継続的に利用してもらいたいはずです。ですので、ICO購入の際に最低購入金額を設けて、自ら参加者のハードルを上げてしまうことは通常あり得ません。

ですが詐欺の場合はリスクを犯しているので、ある程度まとまった金額を取る必要があります。「1口〇〇万円から募集します」といった類の話は大抵の場合黒です。

⑬権力がある人の名前が使われているか?

「あの有名な○○の会社が出資している」「TVでよく出ている××さんも買ってます」なんて文言には要注意です。

全くのでっち上げ話の可能性もありますし、仮にその話が真実であるとしても、価値が上がる保証はありません。アメリカではこういった詐欺の手口がよくあるので、アメリカの証券取引委員会(Securities and Exchange Comission)では

「Statement on Potentially Unlawful Promotion of Initial Coin Offerings and Other Investments by Celebrities and Others」

「著名人、その他がICOを宣伝する場合には報酬を明記すること」

とガイドラインに定められています。

⑭ICOのセミナーや説明会を開催しているか?

あらかじめ説明しておきますが、セミナーを開催しているからといって100%詐欺とは限りません。中にはまともなセミナーもあるので一概には言えませんが、詐欺師からすればセミナーは効率良くカモを集めるためのツールとして頻繁に利用される傾向にあります。

もしセミナーに参加した場合は

・主催者やスピーカーの経歴は怪しくないか?評判は悪くないか?(事前にネットで調べる)
・参加者の中にサクラは紛れ込んでいないか?(特に最前列に座っている人に注目)
しっかりとICOの専門的・技術的な話をセミナー中にしているか?(ネットで調べてわかる程度の知識ではなく、そこでしか聞けない話をしているか)
・セミナー当日に強引に契約を迫ってこないか?

これらの点に意識しておく必要があります。

⑮行動すべきポイントを3つにまとめてみた

・ネットで調べられることは可能な限り調べる(無料でも有益な情報はたくさん転がっています)
・開発者や企業に直接コンタクトを取る(直接会って顔をみて話すのが最も信頼できます)
・ICO投資経験を継続して積み続ける(独自の視点や洞察力が培われる)

百戦錬磨の投資のプロであっても詐欺にあう可能性はゼロではありません。(だからこそ早い段階で正しいICO案件に投資できれば儲かります)

私も投資でたくさんの失敗をしてきました。その繰り返しの中で言えることは、ICO成功の一番の近道は、あなた自身が投資経験を積み上げていくこと以外にありません。ここで紹介した15のチェックリストを活用して、あなた自身の投資センスを磨いていきましょう。

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