④ゆとり世代の新人社員育成が上手い上司の4つの共通点とは?

①【新入社員の原因不明の退職理由は?】ゆ取り世代の退職を防ぐ方法
②「ゆとり世代をバカにするな!」新人社員へのNGな指導法
③入社3ヵ月以内の新入社員へのアドバイスはTPOを意識しよう

第3弾では、上司が新人社員に対してどのように接するべきか?について話した。

新しい時代、価値観を受け入れることができない上司は今後淘汰されていくだろう。自身の新人の育成スタイルを変化させることができなければ、うざいと思われたり、最悪の場合無視されるかもしれない。
では一体、具体的にどのように新人を育成していけばいいのか?どういった言葉を投げかけるべきなのか?

ゆとり世代の「漠然とした成長欲求」

20代の若者は学生の頃から葛藤している。就職活動の中で最も多い悩みが「やりたいことが見つけられない。でも自己成長はしたい」というもの。ゆとり世代も例外ではなく「成長できるかどうか?」を軸に会社を探す人も多い。

ところが「あなたが考える成長って何?どう成長していきたいの?」そこに対する明確な回答はなかなかでてこない。新人には多かれ少なかれ漠然とした成長欲求というのはあるが、仕事をする経験がまだないので、明確に答えが出ないのは仕方のないこと。

①浅いと思っても絶対けなさない

新人社員を何度もみてきている上司は、漠然とした新人社員の成長意欲をみて「くだらない。しょーもない」「まだ何も知らないくせに」と新人社員の意志を見下したり、バカにする態度をとってしまいがち。

なぜそういった態度をとってしまうのか?「自分が新人だった時は上司にきつく言われた。だから同じように自分も言うべきだ」「一度新人のプライドをへし折ってやらないといけない」そういった理由が多い。

それは今までの時代なら通用したかもしれないが、これから社会に出てくるゆとり世代には通用しない。新しい価値観の人間を迎え入れる上で、新しい受け入れ方を学ぶ必要がある

②事実だけではなく感情も伝えている

上司が新人社員に仕事を教える際に「この時はこうするんだよ」とただ事実を話すだけになってないだろうか?仕事のやり方を知りたいだけならマニュアルだけでもある程度理解できるだろう。わざわざ上司が新人社員に仕事を教える価値は一体なんだろうか?

上司は育成している新人社員が壁にぶつかった時、過去の同じ局面を思い返してみて欲しい。自分が始めて経験した時、どのような気持ちだっただろう?「○○の取引先に営業電話かけるときは××と言えばいいんだよ。俺も最初は緊張したけど、それが一番相手に伝わるから」その言葉を一言付け加えれば「あ!先輩も自分と同じような気持ちだったんだな」と感じ取ることができる。

その時の感情を知るということは、お互いの価値観のすり合わせにもなる。『私も同じ見え方だ」「ここは感じ方が違う」など相手との価値観を共有することは、信頼関係(ラポール)を形成する土台になる。否定はせず、納得できる部分の共有をしていく。

③互いに認め合い、歩み寄れる

入社後、何らかのキッカケを得て上司や先輩、そして職場で良い人間関係が作れたゆとり世代というのは、今までの若者にはない真価を発揮する。ゆとり世代が大きな成果を上げたりパフォーマンスを引き出すには「仲間」の存在が必要不可欠だ。

ただタスクをこなすことをお金や出世のためと割り切るのではなく「互いに刺激しあえる環境を作りたい」といった意識を人一倍持つのがゆとり世代の特徴であり強みだ。仲間同士の相乗効果(シナジー)を高めるためにも、コミュニケーションの取り方は非常に重要だ。

「お互いにより良い人間関係を構築していきたい。お互い円滑に業務を進めていきたい。」という想いや理想は同じ。そこに至る手段に違いがある。

大切なのは結果ではなく、プロセスに対してまず認めること。そして、どうしていけばより良くなるのか?互いに歩み寄ること。第2弾でも説明したように、新人社員も上司も育ってきた社会背景も違えば、コミュニケーションの取り方も違ってくる。

例えば、それまで仕事に取り組んできた中でどのようなことを学び、考えたのかがあるはずだ。「なぜ働くのか?」「仕事をしていて面白いと感じた事は何か?」「仕事での一番のこだわりは何か?」しかし、そういった事が社内のメンバーと十分共有されていない会社は思った以上に多い。

④あえて弱みをみせ、自己開示ができる

人間関係の構築のスタートは、自己開示をすることから始まる。よくある上司の間違いは「新人のことはわからないから、とにかくまず相手を知ることが重要だ」と考えることで、一方的に新人社員の事を知ろうと思っても、心を開かない。片方だけが相手を理解して、ただそこに合わせていくことには限界がある。

そこは先輩として自分から働きかけ、積極的に自己開示をしていくこと。できた事ばかり語っても余計に新人は自信を失うだろう。むしろできなかったことや恥ずかしい失敗談を語ることが効果的だ。先に率先して自己開示をすることで新人社員も「この人は自分にここまで信頼を寄せてくれている。自分も言いたい事を話しても大丈夫なんだ」と思ってもらえるに違いない。

 

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